家族ができる“リハビリ声かけ”のコツ
~回復を支える優しい言葉の力~
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~回復を支える優しい言葉の力~
こんにちは
私は訪問看護ステーションで理学療法士として働いています
最近ご自宅に伺うと、こんなお悩みをよく聞きます
実は、こうした“なんとなくの不安”こそが、転倒の予兆かもしれません
今回は、そんな方にぜひ試していただきたい「転倒予防のための簡単体操」を3つご紹介します
道具いらずで、今日からすぐ始められますよ
ふくらはぎの筋肉を鍛えることで、歩行時のバランスが安定し、ふらつきの予防になります
ふらつきがある人はもちろんですが、歩幅が小さくなってきた人にも効果的です
太ももや股関節まわりの筋肉を強化し、歩行時の足のもつれを防止します
足をあげたときの体幹のバランス能力を高める効果もあります
足の裏や指先の感覚が良くなり、転びそうな時に“踏ん張る力”がついてきます
「ふらつく」ではなく「つまずく」という人はこちらの記事がおすすめです
→”最近よくつまずく…”は危険サイン?家族が気づくべき兆候とは
体操を続けるうえで、「気づいたら忘れてた」「面倒になっちゃって…」という声もよく聞きます。
そんな方には、簡単な運動サポートグッズの活用もおすすめです
真面目にこつこつできればいいのですが、それができる人は少ないのが現状です
サポートグッズを活用することで、いつもと違う運動になり新鮮でモチベーションアップにつながります
1つ目はバランスディスクです
座っているだけでも体幹トレーニングに!足踏み運動にも使えます
室内でも安心して動ける滑り止め付きの靴下。リハビリにも◎
足指グーパーに慣れてきた人におすすめで、足指を広げることもしてくれるので感覚刺激も◎
転倒予防は、特別なことをする必要はありません
ちょっとした体操を“毎日の生活に溶け込ませる”ことが大切です
テレビを見ながら、歯磨きのついでに…そんな「ながら習慣」でも十分効果があります
大切なのは、「今日もやってみようかな」と思えるやさしい気持ちです
焦らず、続けられることから始めましょうね